東京の下町、墨田区向島の魅力的な街を紹介しています。昔から徐々に変化していく中での知っていただきたい向島があります。

深川散策

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  • 「川向こうは江戸の外」などと、仲間外れにされた深川だが、辰巳芸者に代表される気っぷのよさは定評のある土地柄だ。「いなせ」という言葉が今でも息づいている深川を代表する門前仲町をスタート、紀伊国屋文左衛門の分限ぶりを示す清澄庭園を訪ねる散策は、下町情緒を満喫できる楽しさがある。
    このコースのゴールは森下駅としているが、深川不動尊の賑わいに焦点を絞り、地下鉄大江戸線清住白河駅で切り上げてもよいだろう。
    地下鉄東西線・大江戸線門前仲町駅で地上に出たら、富岡八幡宮、深川不動尊と回るのが順路。八幡境内に飾られている大神輿は、3年に一度、深川祭のとき町を練り歩くが、あまりの重さに担ぎ手が不足がちだとも聞いた。
    八幡宮の本殿から直接、深川不動尊に移動すると、門前町がある。毎月28日が縁日。ついでながらに八幡さまの縁日は毎月、1日15日、この日は屋台・露店が並びたいへんな賑わいをみせる。古き時代の東京情緒を求め。縁日が開かれる日を選んで散歩の計画を立てても面白い。
    「深川のお不動さん」へ通じる門前町は、せんべいを扱う店が多いが、美味しい漬物と京風の和食が評判のお店や深川丼のお店に立ち寄りたくなるだろう。
    深川公園の中を抜けて清住通りに出たら右折、深川江戸資料館をめざす。
    道幅の広いスズカケの並木道を歩き、仙台堀川を渡って清澄庭園の森が近づくと右に折れて深川江戸資料館。船宿、八百屋、長宿など天保年間の町並みが再現されている。深川公園から深川江戸資料館までは「街中の路地を抜けてこそ散歩の醍醐味がある」と土地っ子は言うが、路地探索は仙台堀川を渡ってからにしたい。
    江戸資料館から清住通りに戻ったら、反対側が清澄庭園。入口は横に入った奥にある。
    清澄庭園は、全国各地の庭石を集めた回遊式林泉庭園で、現在は都の名勝に指定されている。この版図は、7月上旬のハナショウブがとくに有名だが、ウメ、サクラ、ツツジ、アジサイと3月から6月下旬まで花のとぎれる季節はない。
    清澄庭園に隣接する清澄公園を一巡したら清澄通りに一戻る。「もう歩き疲れた」と思うのなら清澄白河駅から地下鉄に乗ればいいし「まだまだ歩けるぞ」というのなら森下駅まで15分ほど、がんばらないといけない。高橋を渡るとすぐに森下町の繁華街、ここにもグルメ処がたくさんある。